現在、我孫子市では、2種類の放射能関連の子どもの健康調査を行っています。
その一つが内部被ばくを調べるホールボディカウンタ測定ですが、今年度は、8月29日までに23件の測定費用助成の申請があり、いずれも放射性セシウムは検出されませんでした。
また、今年度から始めた小中学生の健康診断時における甲状腺の視診と触診の結果は、受信者10,351人の中で「所見有り」と診断された小学生は7人、中学生5人。そのうち、再検査や精密検査後に、薬の服用や継続観察となった子が4人、異常なしと診断された子が7人、結果待ちが1人となっています。
甲状腺の視診・触診は、疾病を早期に発見できるなど大変有意義であったことから、今後も継続的に実施していくそうです。
視診・触診であっても疾病の発見につながったわけですから、より精密な診断をするために、以前から要望している甲状腺のエコー検査の実施が待たれます。
子どもたちの健康被害軽減のための十分な健康調査をするためにも、先日発表された「子ども被災者支援法」の基本方針案の見直しが必要ですね。
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インポ 原因 (火曜日, 12 5月 2015 19:54)
「キスしていい?」