第29回 高齢社会への対応を探る

 今年の高齢社会への対応を探る会は、始まる医療・介護の大改革!“我孫子の高齢期の安心を考える”というテーマで開催されました。

 第1部は「どうなる?医療と介護」というテーマで、高齢社会への対応を探る会のスタッフによる「市民のつぶやき」、我孫子市高齢者支援課主幹による「高齢者アンケート結果と今後の対応について」、そして、福祉ジャーナリストの浅川澄一さんによる解説「改革の概要とゆくえ」。

 第2部は「望まれる医療と介護」というテーマで、平和台病院の事務部長の遠藤満好さん、我孫子市医師会副会長の成廣朗さん、我孫子市介護サービス事業者連絡協議会会長の海老原勤さん、NPO法人「まどか」理事長の中丸洋子さん等によるお話。

 そして、最後に浅川氏よりコメントがありました。介護保険は、市町村が保険者。平成27年4月から制度が改正されるが、早く対応したほうが良いとのこと。(我孫子市は猶予期間の平成29年までに対応するとのこと。)また、我孫子市が24時間訪問介護を全く実施していないのは市のサボタージュであること。さらに、地域医療を推進するためには医師会の意思が重要であるとの厳しい指摘がされました。

 私は、毎議会ごとに教育福祉常任委員会において、地域包括ケアシステムの構築、在宅医療等の体制づくりについて質問していますが、浅川さんのご指摘のように、来年度から制度改正がなされるわけですから、できるだけ早くしっかりとした体制を構築すべきだと考えます。


お問合せ

メモ: * は入力必須項目です


連絡先

〒270-1108
千葉県我孫子市布佐平和台2-18-10

TEL/FAX 04-7139-8859


ツイッター