3月議会終了！

3月19日に3月議会が終了しました。今議会は、平成27年度予算を含め32件の議案が提出されました。特に私が所属している教育福祉常任委員会には15本の議案が付託され大変ハードな議案審査となりました。委員会に付託された議案の内6件の議案は、今年の4月から施行される国の介護保険法の一部改正を受けて、市の条例の一部を改正するものでした。今回の介護保険法の改正は、「2025年問題」(団塊の世代が後期高齢者となり介護や医療ニーズが爆発的に増大することに伴い、財政や社会がどこまで対応できるかという問題)に対応するため、地域包括ケアシステムの構築と負担の公平を図ることによって持続可能な社会保障制度を確立することを目指すとされています。私は、教育福祉常任委員会の委員になった2年前から、いつまでも住み慣れた地域で安心して暮らし続けるために、医療、介護、予防、住まい、生活支援等のサービスが絶え間なく提供される『地域包括ケアシステム』の構築を訴えてきましたが、今回、第6期我孫子市介護保険事業計画の柱として位置づけられました。それを受け、今議会では、『地域包括ケアシステム』の中心的事業である『定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業』の一刻も早い立ち上げについて質問しました。市の計画では、平成28年度から事業化できるよう、事業者の立ち上げ支援を行うとの回答がありました。近隣市では既に事業が実施されています。市民アンケートでは、7割の市民の利用希望があり早期に事業がスタートできるよう今後も取り組んでいきます。その他の注目すべき議案としては、放課後児童対策として我孫子市が実施している『あびっ子クラブ事業』の今年度開設予定の3校の設置及び管理に関する条例です。市内で8校目となる『二小あびっ子クラブ』は6月1日に開設予定、また、9校目となる『四小あびっ子クラブ』と10校目となる『高野山小あびっ子クラブ』は9月1日に開設予定です。大変ニーズの高い事業であり、残り3校の早期の開設を求めていきます。今議会は、開会日に正・副議長の改選があったことや提出議案が多かったこと、また、平成27年度予算審議があったことなど、大変ハードな議会となりました。