「マッサンの竹鶴酒造」のお話

 今日は、NPO法人「ふれあい塾」主催のシリーズ老舗ものがたりに参加しました。お話は、広島県竹原市の竹鶴酒造の会長、竹鶴壽夫さん。NHKの朝ドラで人気を博した『マッサン』の実家のモデルとなった酒造会社の経営者です。竹原というまちは、古くから瀬戸内の交通の要衝として発展し、江戸時代後期は製塩業と酒造業で栄えたまち。その竹原で、竹鶴酒造は江戸中期に製塩業を営み、冬場の余剰の労働力を流用して酒造業を始められたそうです。日本酒を製造する環境に育ったマッサンが、ウイスキー造りを学ぶため英国に渡り、その後、日本で本格的なウイスキーの製造が始まりました。最近では、日本のウイスキーが世界のコンクールで金賞を獲得していますが、その礎をつくったことになります。ウイスキー造りに成功した背景には、酒造業を営む環境で育ったことが大きかったのではないかと、お話を聞いて思いました。


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