ご案内:シンポジウム「民主主義は止まらない!」

 最近、各地で昨年強行採決された安保法制に対する様々な企画が催されています。その一つ、埼玉県越谷市で予定されているシンポジウムをご紹介します。

 『民主主義は止まらない!』と題して、立憲主義から平和を考える集いです。パネラーは前三重県松阪市長の山中光茂さんと弁護士、地方議員、子育て世代、学生さんなどを予定しています。

 山中さんは、昨年7月に現職の市長でありながら、閣議決定によって憲法解釈を都合よく捻じ曲げ集団的自衛権の行使を容認した安倍政権のやり方に対し、非営利団体ピースウィングを立ち上げ違憲訴訟を呼びかけています。

 山中さんはもともとお医者さんで、当初アフリカで医療援助の活動をされていました。その際、紛争がいかに大きな打撃を与えるか身をもって感じられ、帰国後、県議から松坂市長になった際には、地球の裏側の人々や東日本大震災の被災者の痛みにも寄り添うことを呼びかけ、市民自治のまちづくりを推進されました。

 憲法は権力者が勝手なことをしないように縛っている国民からの命令書です。しかし、憲法によって縛られるはずの安倍政権は、従来の考えを180度転換する解釈改憲で集団的自衛権の行使を容認する閣議決定を行い、それに基づいて安保法を強行採決しました。立憲主義の立場からすれば、あってはならないことであり断じて許されることではありません。

 今、立憲主義に基づく我が国の民主主義は危機に瀕しています。私たちの自由と人権を守るために、そして如何に平和な社会を築いていくか、皆さんと一緒に学び考えてみませんか。


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