明日(3／11)から予算審査特別委員会

　明日10時から、平成27年度補正予算と平成28年度当初予算の予算審査特別委員会が始まります。私も予算委員として出席します。

　平成28年度予算の歳入歳出額は、それぞれ392億8000万円で対前年度当初比

＋２％、7億8千万円増の過去最大となりました。

　少子・超高齢化社会の中で、生産年齢人口(15歳～64歳)の減少に伴う納税義務者の減少を受け、我孫子市の歳入の中心をなす個人市民税等の減少が続いています。

　その一方で、高齢化等の影響を受け、社会保障関連費の増大による厳しい財政状況が続いています。

　補正予算では、国の平成27年度3月補正予算を受け、地方創生や一億総活躍社会関連の交付金を活用した平成28年度当初予算を前倒しした事業が増えています。

　最近、使途が限られている交付金が多く、自治体の創意工夫の余地が狭まっており、交付金というニンジンをぶら下げて政策誘導するという中央集権的手法が強まっているように感じています。

　本予算では、県から移譲された水の館を利用した直売場などの農業拠点施設関連の予算が注目をされています。また、生活困窮者自立支援法に基づく困窮者世帯のこどもの学習支援事業や甲状腺エコー検査や血液検査の一部費用助成事業が新たに提案されています。

　11日、14日は10時開始、最終日の15日は午前中に市内中学校の卒業式があるため、13時開始となっています。

　一年間の市の事業が決定する重要な予算審査特別委員会です。ご都合の良い方は是非傍聴していただき、納税者・主権者として自ら納めた税金の使途の審査をご覧いただきたいと思います。市議会のホームページで中継もあります。また、録画したものをご覧いただくことも可能です。