総務企画常任委員会の視察1日目(糸魚川市)

 連休明けの9日から1泊2日で長野県の2市を訪れました。

初日は、新潟県の最西端に位置する糸魚川市に、人口減少対策についての視察をしました。糸魚川市は人口約4万5千人。面積は我孫子市の17倍の約750km²。広大な市域の約9割を山林が占めており、森林資源、ヒスイや石灰石等の鉱物資源、水資源等の地域資源に恵まれています。

 糸魚川―静岡構造線は日本列島形成にかかわる世界的な学術資源となっており、「糸魚川ジオパーク」として平成18年に世界ジオパークに認定されました。

 平成17年3月に北陸新幹線が開業しましたが、人口減少は続いているようで、平成27年に「定住化促進課」を新設し、人口減少対策に力を入れています。

 今回の視察では、人口減少対策としての定住施策を中心にお話を伺いました。糸魚川市では、国の地方創生に対応して、「まち・ひと・しごと総合戦略」の中に様々な定住化策を位置づけています。

 例えば,移住相談・移住体験・住まい関連施策として、「糸魚川暮らし相談ワンストップ窓口」「移住体験・インターンシップ事業」「空き家情報提供制度」等、就職情報、企業見学、創業支援などとして、「U・Iターン就職情報提供」「ふるさと就職資金貸与」等、修学資金貸与として、「医師養成資金貸与事業」「介護人材育成支援事業」等を行っています。

 どこの自治体でも人口減少対策は課題となっていますが、糸魚川市の人口減少は我孫子以上に深刻で、真剣に対応している様子がうかがわれました。

※写真は、糸魚川市役所前、糸魚川市の街並み、日本海、B級グルメのイカ墨を練りこんだ黒焼きそば


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