平和の集い

　明日から始まる12月議会の質問通告がやっと目途がついたので、午後、平成28年度の我孫子市平和事業の❝平和の集い❞に参加しました。

　長崎の被爆体験のお話に続き、今年度、長崎の平和祈念式典等に派遣された12名の中学生の報告、そして、最後に、我孫子中学校の演劇部による朗読劇と素晴らしい集いでした。

　長崎派遣中学生からは、「自分たちが、毎日、ご飯を食べ、学校に通い、勉強し、部活をし、遊び、暖かな布団に入って眠るという当たり前の生活が、何と幸せなことかを痛感した。71年前、戦争や一発の核爆弾によって、この当たり前の生活はすべてなくなってしまった。絶対に戦争をしてはいけないことや核廃絶を伝えていきたい。」旨の力強い決意表明がありました。

　我孫子市の生涯学習センター「アビスタ」には、「原爆の子の像」のモデルとなった佐々木禎子さんが生前に折った大変貴重な折り鶴が常設展示されています。

　我孫子市の平和事業に共感した禎子さんのお兄さんと甥御さんから2015年に寄贈されたものです。「アビスタ」にお立ち寄りの際は、ぜひ一度ご覧ください。