出初式

　今朝、平成29年度の出初式が市民体育館で行われました。

　日頃、市民の安全・安心を守ってくれる消防職員と消防団の皆さんが、新しい年に向けての決意を新たに威風堂々とした行進を見せてくれました。

　我孫子市の消防体制は、常備消防である我孫子市消防本部（１本部2署2分署）と非常勤公務員である消防団（１団本部・６方面隊・２１個分団）により組織されています。

　特に消防団員の皆さんは、「自分たちの住む街は自分たちで守る」という精神に基づき、自分の仕事を持ちながら、消防職員と共に、市民の生命や財産を守るために活動してくれています。本当にありがたいですね。

　しかし、最近では、消防団員になる方が少なくなり、団員確保に苦労している現状です。

　消防の皆さんの努力のお陰で、平成２８年中の我孫子市の火災発生件数は２１件、昨年に比べ１件減少しています。

　火災の種別では、建物火災が全体の６６.７％、続いてその他の火災が２３.８％、車両火災が９.５％となっています。

　また、我孫子市の救急業務は、５台の高規格救急自動車を運用し、高度な救急要請に対応できる救急救命士２５名が任務にあたり救命率の向上を目指しています。

　平成２８年中の救急出場件数は、5,744件で昨年に比べ90件減少し、5,247人を医療機関に搬入しました。一日平均16件出場し、14人を搬送したことになります。これは、市民23人に1人の割合で救急要請されたことになります。

　今年も市民の安全・安心のために頑張っていただきたいと思います