「幸町1丁目コミュニティ委員会」の活動

　今日、平成29年度の「あびこ市民活動ネットワーク」の定時総会が開催され、総会終了後、講演がありました。

　テーマは、「高齢化の町を、安心と活力と魅力のある町へ」、講師は、「千葉市の幸町1丁目コミュニティ委員会」会長の蟹江将生さん。

　蟹江さんは元千葉市議会議員で、議員を辞めた後、地域で仲間と共にまちづくり活動を行い、「幸町1丁目コミュニティ委員会」の活動は、「平成28年度あしたのまち・くらしづくり活動賞」内閣総理大臣賞を受賞されました。

　自治会は、毎年役員が変わるので継続性が無く、自分の自治会の事で精一杯で、町づくりまでは手が回らに状況があります。そこで、役員経験者や地域活動に意欲ある人で構成し、任期がなく、町の企画から実行まで全てを担う「幸町1丁目コミュニティ委員会」を設立し、町内自治会の活動を支えているそうです。

　生活支援等を行う「安心サポートの会」や「ふれあいサロン」、「金曜ふれあい市」、「介護と福祉の相談会」等、様々な取り組みをされています。

　将来のまちづくりのリーダー育成と子供たちが誇れるふるさとづくり、地域になじみ、若手メンバーの交流と絆を強めるため、40代～50代前半のコミュニティ委員16人がメンバーの「現役世代の地域活動への挑戦・あじさいプロジェクトを発足させ担い手づくりにも取り組まれています。

　地域を拠点に、支え合いのまちづくりを行っている「幸町1丁目コミュニティ委員会」の取組みは、何といっても蟹江さんという素晴らしいリーダーの力と、それに共感し共に活動を行っている多くの❝住民のチカラ❞の産物だと思います。「自分たちのまちは自分たちでつくっていく」の実践です。多くのことを学ばせていただいたお話でした。